はい。早速公開します。後悔することになっても後悔しません。
あれ?おかしい?まあいいやーヽ(゚∀゚)ノ
はい、まずは前回の復習から。米とぎ汁から作る発酵液の作り方ですね。
自分で書いた記事より転載。
----------------------
必要なもの:米、ビンあるいはペットボトル、天日塩、黒砂糖
※ペットボトルは煮沸消毒できない為、ミネラルウォーターが入っていたもの、あるいは発酵食品(醤油とか酒とか)が入っていたものを、さっと水だけで洗って使うのがお勧めです。洗剤は禁物です。洗剤が付着した容器では、発酵はまず失敗します。
【手順】
①いつものように米を研ぐ。少し濃いとぎ汁ができるようにした方が望ましい。また、白米よりも玄米が望ましく、無洗米では話になりません。玄米は、白米と同じ研ぎ方ではうまくいかないので、拝み洗いすると良いです。
②清潔なペットボトル、あるいは煮沸消毒したビンにとぎ汁を入れ、そのとぎ汁に対し1%の天日塩と、3%の黒砂糖を入れる。
③温かい場所で放置する。日の当たる場所に置いておくと、光合成菌も増える為なお良い。
④1週間程放置して、溶液がオレンジ色っぽくなり、酸っぱい臭いがしてきたらできあがり。異臭がしたら失敗です。
これで、500ml原価10円程度で1ccあたり100万匹程度の乳酸菌がいる溶液ができあがります。
原理としては、以下の通りになります。
①米の表面に付着している乳酸菌を始めとする様々な菌が、栄養豊富な溶液の中に放り出され、善玉菌悪玉菌、同時に繁殖を開始。
②最初に糖質を足してあるので、糖質を餌とする乳酸菌や酵母菌が勢力を拡大しやすい環境になっている。
③乳酸菌は、糖質を元に乳酸を作ります。この乳酸で、悪玉菌はどんどん殺菌され、乳酸菌に捕食されていきます。
乳酸菌は、乳酸によって取り込んだ菌を殺し、その体細胞を分解して糖質に変えてしまいます。
④乳酸菌が増える事で、どんどん溶液内の乳酸濃度が高くなり、ph3.7以下になると悪玉菌は殆ど全滅しており、もはや意図的に操作するのでもなければ、優勢になる事はありません。
以上の原理により、米とぎ発酵液(乳酸菌優位)が出来上がります。
------------------------
はい。
この米とぎ発酵液は、それぞれの地域の気候、使う米、水などによっても作った人によって違った個性を持ちます。
シャベル家の基本発酵液は、少し酵母が多めなのかフルーティな香りが強いそうです。また、比較的温度が低くても発酵が進みます。その土地の乳酸菌は、その土地に適応しているので、例えば北海道のノシャップ岬に自生するヨモギから採取した発酵菌は、0℃の汚水のなかでも繁殖して悪臭を解消し、汚水を浄化したそうです。
基本発酵液は、それぞれのお家の感性で作られるお家菌。同じ作り方でも違う個性になるのが面白いですね。
ちょっと横道に逸れてしまいました;
で、ハーブの発酵液漬けでやる事は、このお家菌にハーブを漬ける。ただそれだけです。
ハーブの発酵液漬け
必要なもの:お家菌(米とぎ発酵液)、ハーブ、黒砂糖、耐熱容器
①容器を煮沸消毒する
②お家菌を容器に入れ、好きなハーブを好きなだけ入れる。
③黒砂糖を少し入れてあげる(入れなくてもいい)
以上。
こんなの説明する程の価値もありませんや!
あ、そうそうハーブでよく「殺菌作用がある」と謳われているものがありますが、あれは要するに人間にとって有害な菌の事を指しています。実際にハーブを漬けてみたり、ハーブを発酵させてみるまで知りませんでしたが、ハーブは寧ろ発酵を促進させるものが多いです。
ヨモギだって殺菌作用があると言われてますが、ヨモギについている乳酸菌は非常に元気です。むしろ、乳酸菌を始めとする有用菌が多い為、他の有害菌を駆逐してしまうのではないかと想います。
現在の所、漬けて成功している物一覧。
ローズレッド
ローズマリー
ローズピンク
エルダーフラワー
フェンネル
ネトルリーフ
マリーゴールド
どくだみ茶
サフラワー
ヒース/エリカ
タイム
オレンジピール
ユーカリ
リンデン
ローズヒップ
マロウブルー
ラベンダー
レモングラス
ジュニパーベリー
ちなみに、自分が大好きなローズレッドはこんな感じです。
これをフィルターを通して噴霧器に入れて(そうしないと噴霧器詰まる)、リンス、消臭剤、漬物、豆乳ヨーグルト等様々な用途に用います。
通常のお家菌よりも香りを良くできますし、色も綺麗になるのでオススメです。
人気が高いのは、
ローズ系(華やかなので、女性に人気)
アップルミント(非常にスッキリとした甘い香り。男女問わず一番人気)
タイム系(男性的な森を感じさせる香り)
ですかね。
さて、ハーブってどこで買えばいいの?って思ってませんか?そう、ハーブって高いんですよねぇ。
まあ、大抵の場所はボッてるんですけどwww消費者バカにしてるようなお店はいけません。それに一般消費者はそんなにハーブ買っても使い切れないんだから、小袋にしといたほうがいいですよ。どうせ使わずに劣化させちゃうんですからw
とりあえず、良心的な値段で買えるシャベルの行き着けの場所を三つご紹介します。
googleマップで印をつけてみたので、こちらをご参照ください。
http://g.co/maps/x9htu
他にも、安価でハーブを扱っている場所があったら情報下さい。
目安は、ローズレッド15gで160円前後の場所です。自分の基準は、基本的にCIさんなのでw
多分、近々ここにもう1つ追加予定ですw
なにを隠そう、なつめやさんですよ。
おうち薬膳
http://umetama.naganoblog.jp/
うっ、お手伝いに行こうと思ってて、忘れてた!!もう開店しちゃうじゃないですか。
開店した折には、お土産持って行こう。うん。豆乳ヨーグルトw
あれ?おかしい?まあいいやーヽ(゚∀゚)ノ
はい、まずは前回の復習から。米とぎ汁から作る発酵液の作り方ですね。
自分で書いた記事より転載。
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必要なもの:米、ビンあるいはペットボトル、天日塩、黒砂糖
※ペットボトルは煮沸消毒できない為、ミネラルウォーターが入っていたもの、あるいは発酵食品(醤油とか酒とか)が入っていたものを、さっと水だけで洗って使うのがお勧めです。洗剤は禁物です。洗剤が付着した容器では、発酵はまず失敗します。
【手順】
①いつものように米を研ぐ。少し濃いとぎ汁ができるようにした方が望ましい。また、白米よりも玄米が望ましく、無洗米では話になりません。玄米は、白米と同じ研ぎ方ではうまくいかないので、拝み洗いすると良いです。
②清潔なペットボトル、あるいは煮沸消毒したビンにとぎ汁を入れ、そのとぎ汁に対し1%の天日塩と、3%の黒砂糖を入れる。
③温かい場所で放置する。日の当たる場所に置いておくと、光合成菌も増える為なお良い。
④1週間程放置して、溶液がオレンジ色っぽくなり、酸っぱい臭いがしてきたらできあがり。異臭がしたら失敗です。
これで、500ml原価10円程度で1ccあたり100万匹程度の乳酸菌がいる溶液ができあがります。
原理としては、以下の通りになります。
①米の表面に付着している乳酸菌を始めとする様々な菌が、栄養豊富な溶液の中に放り出され、善玉菌悪玉菌、同時に繁殖を開始。
②最初に糖質を足してあるので、糖質を餌とする乳酸菌や酵母菌が勢力を拡大しやすい環境になっている。
③乳酸菌は、糖質を元に乳酸を作ります。この乳酸で、悪玉菌はどんどん殺菌され、乳酸菌に捕食されていきます。
乳酸菌は、乳酸によって取り込んだ菌を殺し、その体細胞を分解して糖質に変えてしまいます。
④乳酸菌が増える事で、どんどん溶液内の乳酸濃度が高くなり、ph3.7以下になると悪玉菌は殆ど全滅しており、もはや意図的に操作するのでもなければ、優勢になる事はありません。
以上の原理により、米とぎ発酵液(乳酸菌優位)が出来上がります。
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はい。
この米とぎ発酵液は、それぞれの地域の気候、使う米、水などによっても作った人によって違った個性を持ちます。
シャベル家の基本発酵液は、少し酵母が多めなのかフルーティな香りが強いそうです。また、比較的温度が低くても発酵が進みます。その土地の乳酸菌は、その土地に適応しているので、例えば北海道のノシャップ岬に自生するヨモギから採取した発酵菌は、0℃の汚水のなかでも繁殖して悪臭を解消し、汚水を浄化したそうです。
基本発酵液は、それぞれのお家の感性で作られるお家菌。同じ作り方でも違う個性になるのが面白いですね。
ちょっと横道に逸れてしまいました;
で、ハーブの発酵液漬けでやる事は、このお家菌にハーブを漬ける。ただそれだけです。
ハーブの発酵液漬け
必要なもの:お家菌(米とぎ発酵液)、ハーブ、黒砂糖、耐熱容器
①容器を煮沸消毒する
②お家菌を容器に入れ、好きなハーブを好きなだけ入れる。
③黒砂糖を少し入れてあげる(入れなくてもいい)
以上。
こんなの説明する程の価値もありませんや!
あ、そうそうハーブでよく「殺菌作用がある」と謳われているものがありますが、あれは要するに人間にとって有害な菌の事を指しています。実際にハーブを漬けてみたり、ハーブを発酵させてみるまで知りませんでしたが、ハーブは寧ろ発酵を促進させるものが多いです。
ヨモギだって殺菌作用があると言われてますが、ヨモギについている乳酸菌は非常に元気です。むしろ、乳酸菌を始めとする有用菌が多い為、他の有害菌を駆逐してしまうのではないかと想います。
現在の所、漬けて成功している物一覧。
ローズレッド
ローズマリー
ローズピンク
エルダーフラワー
フェンネル
ネトルリーフ
マリーゴールド
どくだみ茶
サフラワー
ヒース/エリカ
タイム
オレンジピール
ユーカリ
リンデン
ローズヒップ
マロウブルー
ラベンダー
レモングラス
ジュニパーベリー
ちなみに、自分が大好きなローズレッドはこんな感じです。
これをフィルターを通して噴霧器に入れて(そうしないと噴霧器詰まる)、リンス、消臭剤、漬物、豆乳ヨーグルト等様々な用途に用います。
通常のお家菌よりも香りを良くできますし、色も綺麗になるのでオススメです。
人気が高いのは、
ローズ系(華やかなので、女性に人気)
アップルミント(非常にスッキリとした甘い香り。男女問わず一番人気)
タイム系(男性的な森を感じさせる香り)
ですかね。
さて、ハーブってどこで買えばいいの?って思ってませんか?そう、ハーブって高いんですよねぇ。
まあ、大抵の場所はボッてるんですけどwww消費者バカにしてるようなお店はいけません。それに一般消費者はそんなにハーブ買っても使い切れないんだから、小袋にしといたほうがいいですよ。どうせ使わずに劣化させちゃうんですからw
とりあえず、良心的な値段で買えるシャベルの行き着けの場所を三つご紹介します。
googleマップで印をつけてみたので、こちらをご参照ください。
http://g.co/maps/x9htu
他にも、安価でハーブを扱っている場所があったら情報下さい。
目安は、ローズレッド15gで160円前後の場所です。自分の基準は、基本的にCIさんなのでw
多分、近々ここにもう1つ追加予定ですw
なにを隠そう、なつめやさんですよ。
おうち薬膳
http://umetama.naganoblog.jp/
うっ、お手伝いに行こうと思ってて、忘れてた!!もう開店しちゃうじゃないですか。
開店した折には、お土産持って行こう。うん。豆乳ヨーグルトw